ピアノを弾くときに、4と5の指(薬指と赤ちゃん指)は
とても動きにくいですね。
ピアノを弾くときだけじゃなくても、だいたいいつも
中指までで何でも出来てしまうから、薬指や中指だけを
使うことはないですよね。
脳からその指が動くように、信号がいかないと思うように
動いてくれない・・・なかなか大変です。
だからついつい、薬指で弾く音を中指で弾いて、その後が
上手く続かなくて「う~~~~っ!もういや!!」ってなってしまう。
だから私はレッスンの時、必要な指が動かないで
ストレスを感じる生徒さんの指に向かって
「こら、この音は君が弾くんじゃない。隣の君が弾く役目だぞ。
わかった?わかったら返事して、○○ちゃんの指ちゃん。」
するとその生徒さんは指を折り曲げて「わかった」サインを
してくれます。
「よし!指ちゃんが分かってくれたからもう大丈夫。
ゆっくり指ちゃんに大丈夫だよって言ってあげて、もう一度弾いてみよ!」
すると、必ずと言っていいくらい必要な指で必要な音を
弾くことができるようになります。
練習するのは誰だってしんどいし、億劫になりますよね。
私なんてずっとずっとそうです(笑)
お子様にストレスを出来るだけ感じさせずに練習したり達成できる方法を
考えることは、その方の将来的な考えの基本になっていくと思うので
責任重大ですが、出来るだけ楽しく「がんばる」ことを
覚えてもらえたらいいなぁ・・・と
日々考えつつ、レッスンしています。
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